ハコスコでISSキューポラからの眺めを再現(?)してみました。
ISS(国際宇宙ステーション)キューポラモジュール。7枚の窓から地球を直に眺めることができる
視差の話です。近年視差(パララックス)といえば多重スクロールするWebサイトを指しますが、ここでは3D空間におけるカメラの運動視差について。
サイドバイサイド映像に非ず。両者同じ位置から、左は視差なし、右は視差ありでカメラをパンした様子。立体感の違いがわかる
iPhoneからOSC送信されたジャイロ情報でCoDの視線(照準)を動かします。ちょっと回り道したものの、意外にあっさりできました。
CoD=『Call of Duty』。チート・Mod対応で画角調整はじめ何かと自由度の高い『4』を選んだ
ハコスコでCoDやりたい。ためにまず、iPhoneの傾きをPCに送り、それを反映したPC画面をiPhoneに表示する仕組みを実現します。
iPhoneとPCとの連動の様子。スマホHMDアプリ一般に応用できる(かもしれない)
ハコビジョンとハコスコでプロジェクションマッピングしてみました。
プロジェクター
紙の小箱にスマホ画面をかざすだけの「手軽さ」がハコビジョンの特長です。この特長を損なわずに投映する仕組みとしてハコスコを利用します。
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Oculus RiftやGoogle Cardboard、割り箸スコープのようなステレオ魚眼HMD向けの映像を撮影しました。今回はパノラマではなく3D映像です。本来は以前購入した魚眼レンズKSW-3を用いる予定でしたが、ありものでもっと簡単にできそうな方法を思いついたので試してみました。
用意したのはパナソニックのマイクロフォーサーズ用3Dレンズ Lumix G H-FT012。左右2つの小さなレンズでステレオ写真が撮れるという珍品です。
勢いで買ったものの使いみちがなく放置していたが、ようやく陽の目をみるか
ハコスコを自作してみました。といってもオリジナルをそのままなぞっただけ。
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遅ればせながらポリッドスクリーンを試してみました。先日参加したニコニコ学会βに実物が出展されており、思いの外きれいに映っているのを見てこれは使えるのではないかと。以前仕事で使ったそこそこ大きなディラッドスクリーンも会社にあるのですが、そちらは高価なのでおいそれと切ったり貼ったりできません。
使ったのは『大倉の農ポリ』。ビニールハウス用のポリエチレンシートで、1巻100メートルもあります(もっと短い単位で売ってるかも?)。せっかくなのでいろいろ使えるよう、幅2.3メートルとやや大きめのものを選びました。厚さは0.1ミリ。
100メートルの農ポリ。こんなにいらない
技術担当の谷口です。まずはこれまで携わってきた案件を、記憶の新たなものからさらっていくことにします。
先日幕張メッセで催された第6回ニコニコ学会βシンポジウムにおける常設フロア企画、『デジタルスポーツ研究展示』のとあるブースを手伝いました。スポーツ映像にCGエフェクトを合成することで、ふつう目に見えない運動の力学を楽しく可視化しようという研究です。題して『スポーツ超LIVEテクノロジー』。次世代放送規格ハイブリッドキャストや2020年の東京オリンピックを見据えた、クライアントのD社らしいテーマです。今回の成果は次のようになりました。
力強くニセのバーベルを挙げるディレクターS。撮ったはずの学会当日映像が見当たらないのは彼の飲酒に関係があるという声も