赤外線ハコスコ

ハコスコを赤外線スコープにしてみました。ほんとうは赤外線ライトと組み合わせてアクティブ型ナイトビジョンにしようと思ったのですが、ライトの電源が見つからず…。

赤外線カメラの用意は簡単。デジカメのレンズに赤外線透過(可視光カット)フィルターをつけるだけ。ただし多くのカメラは色味に悪影響する赤外線を嫌い、感光しないよう赤外線カットフィルターを内蔵しています。したがってカメラをバラしてこれを取り除くか、赤外線カットフィルターなしのカメラを探さなければなりません。

ハコスコが対応しているiPhone5は前面(画面側)・背面2つのカメラを備えていますが、適当な赤外線リモコンの発光部をカメラを通して見てみたところ、前面カメラでは発光部が光って見える、すなわち赤外線に感光しているのに対し、背面カメラではカットされていることが判明(iPhone 5s, iPod Touch5で実験)。これでは使えません。次に3DSで実験してみたところ、背面カメラが赤外線に感光していることがわかりました。よってこちらを採用することにし、ハコスコを3DS対応に改造します。

まず3DS背面カメラの位置に、ハコスコに穴を開けます。背面カメラは二眼ですが、2D表示時は左のカメラ映像が画面に映るため、そちらにだけ開ければ十分(3D撮影したいなら両方開ける)。開けた穴に赤外線透過フィルターを貼り付ければできあがり。

Hacosco Nightvision Front

少々きついが、3DSの上画面はぎりぎりハコスコに収まる。手前面の下に貼り付いている小さな黒いプラ板がフィルターで、この位置に3DSの背面左カメラがある

3DSのカメラアプリを起動し、ハコスコにセット。しかしただでさえ3DSのカメラレンズは小さいうえ、可視光をカットしているため映像が非常に暗い。アプリのカメラ設定を暗所用に変えると少しだけマシになりますが、シャッタースピードがかなり遅くなります。昼間でも屋内では赤外線ライト必須の模様。一方屋外は、昼間であれば直射日光のおかげで歩き回れる程度には明るく映りました。

Hacosco-Nightvision View

ハコスコの視界。室内はほとんど見えない。白熱電球のみ明るく映っており、赤外線をバリバリ出していることがわかる

Hacosco-Nightvision-Capture

画面のキャプチャ画像。日光は赤外線も多く含むため昼の屋外はよく見える(レンズ汚れてるが)

真夏の海で白い水着のギャルを見てみるくらいしか実用性はありませんが、人、とくに子供はなぜかスコープを覗きたがるので、これでいろいろなものを見れば赤外線について勉強になるかもしれません。3DS持ってる子は多いでしょうし。