ジオデシックドーム

これまでのプログラムで球面や球体をよく扱ってきました。これらの球(正確には三角ポリゴンで構成された多面体)はなめらかさを調整できるよういつもコードで生成しているのですが、極に近づくにつれ密度が高まる形をしています。これはざっくりいうと平面の等間隔グリッドをくるりと丸めるような作り方をしているため。この方法だと計算が簡単なのです。正距円筒図法のテクスチャも貼りやすい。

Sphere

Unity標準のSphereオブジェクトも同様の形状。赤道付近にくらべ北極付近のポリゴンが細かいことがわかる(水色の線)

通常はこれで十分なのですが、ポリゴンに疎密があると扱いにくいケースがたまにあります。そこでいわゆる「ジオデシックドーム」を生成してみることにしました。
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武蔵美GameJam

平日に会社をサボって『武蔵美GameJam』に参加してきました。大学主催の「映像学科の学生さんと一緒に15時間でゲームを作るGameJamイベント」で、学生に異分野間のチーム制作を体験させたい狙いがあるようです。

ゲームジャムは初参加でしたが、遊び心のある仕切りで、サクサクとチームビルディング・ブレスト・企画発表が進んでいきました。というのもこのイベント、バンダイナムコスタジオ(BNS)のプロゲーム制作陣が運営しており、司会やサポート態勢がたいへん充実しているのです。またユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの協力で、イベント期間限定のUnityフルライセンスが提供されました。

チームは3つ。私が属したのは自分含む一般参加者2人、学生3人の「平八」チーム。ゲームデザイン・アートディレクション・プログラム・デザイン・サウンドなど分担し、開発が始まりました。
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