Oculus Rift対応

自分の担当した案件や実験について先ごろ資料をまとめていたのですが、Oculus Riftの事例がひとつもないことに気付きました。DK2はあるのに…。VR-HMDはいま最も注目されているトピックのひとつ。ハコスコなどのスマホHMDは使っているのに、代表格たるOculusに触れないのではいかにも片手落ちです。というわけであわてて対応アプリを作ってみました。

マッハストームの劣化パクリ。アフターバーナーが好き


前回作った自作POD用デモゲームをそのままOculusに対応させ、見回すと破綻するところだけ適当に繕いました。なんだかやっつけで実績のアリバイ作りめいていますが(事実そうだが)、スマホHMDのほうにより可能性を感じてそちらを優先していただけで、決して無関心だったわけではありません。

Oculusはさすがに没入感が高くよく出来ています。Unity用パッケージも用意されており対応はきわめて簡単。コミュニティも活発です。しかしそれゆえ多少のことではネタにならず、あえてするからには真剣に取り組まねばと思い、面倒くさいので放置していた次第。

今回改めてOculusを使ってみて、やっぱりスゴイしやっぱり大変だ(技術的にではなく、このデバイスを必然とするVR体験を生むのは。だってスマホHMDでいいじゃん)と感じました。あと忘れてましたが、酔いやすいことも敬遠していた理由です。この問題は地味に重要。ともあれ、ひとつ実績?ができたので良しとします。